※2人の出会いは、下に掲載している1979年のカタログ用のプレゼンテーションが最初。
大手の広告代理店とのプレゼン競争の為、急きょチームを組む事に。
写真の事はよく知らないから‥と言いながら全てに果敢に挑戦される佐渡さんに最初から引かれたものです。
佐渡さん独特のモチーフに‘未知への世界’に挑み、そして苦しみ、共通のオリジナリティー作品が日の目を見た時は 計り知れない感動が走ったものです。
当時の事(当然ながら)飽くまでアナログにこだわり‘過去に無いものを’と時間を忘れ納得いくまで拘った媒体の一つがこのシリーズです。
佐渡さんをイメージして頂くのに 過去の(1981年撮影)この媒体から紹介したいと思います。
私にとっても(独立して間もない)将来を左右する大きな仕事として忘れられない作品です。 共同の作品数が多いため数回に別けて「佐渡/永井」ギャラリーを継続公開いたします。
個々の作品創作の思い出と共に、当社創立当初からの相棒久野光一郎を始め、当時のスタッフ一同の協力に心から感謝します。
このお仕事が頂けたのは 株式会社遠藤照明の遠藤社長がプレゼンの中から決断して頂いたお陰と深く感謝しています。
本当に有難うございました。
(永井 照人) |
※スタジオニューフラッシュでの忘れられない一コマがあります。
永井さんが松下電器の仕事で二重露光で商品撮影をしているのを見ていて、フィルムというのはなんて感度の悪いものだなあ‥‥と感じたものでした。
しかし、それが後に永井さんと始めることになる特殊撮影のヒントになり、数々の面白い撮影テクニックの開発へと発展することになりました。
私の単なるアイデアを作品として結実したのは、永井さんの技術力と新しいものに挑戦する情熱です。
永井さんに質の高い作品を期待するのであれば、無理難題を吹っかけるのが最良の方法です。きっと期待に答えてくれるはずです。
(佐渡 正明) |
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