二度目の前田美智子先生の和紙絵展。
一般に「ちぎり絵」と呼ばれている作品ですが、50号もの大作が描かれる
奈良和紙絵等の作品を総括して「和紙絵」と呼ばれています。
画面では計り知れない、繊細な描写と技術にいつも圧倒され感動します。
見る機会の無かった方々に、その一部でも知って頂ければ幸いです。
この正月、美智子先生のご主人が逝去されましたが、この企画は去年から計画されていたもので、
故 茂男先生も楽しみにしておられました。
作品のセレクトもご夫婦と一緒にさせて頂き、それぞれの作品に纏わる情景や、
経緯を話しておられた場面、表情、言葉の一つ一つが思い出されます。
この和紙絵制作の為、取材旅行を運転と撮影等で積極的に手助けされていた
茂男先生の追悼の意味も含め、謹んでこの和紙絵展を掲載させて頂きます。
これからも美智子先生の尚一層のご活躍を同級生一同心から期待しております。
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