招待作家ギャラリー
中村吉之介 HP写真展(その2)
中村吉之介 略歴
日本写真家協会・日本広告写真家協会・日本写真協会・日本写真芸術学会 各会員
中村吉之介写真塾」(東京・大阪・名古屋・福岡・高松)主宰。
自然風景、女性ポートレートなど撮影分野は多彩。
現在、制作活動と並行して撮影技術指導や写真関係セミナー講師としても幅広く活動中。
《個展》「久美と云う女」「心景」「れい子抄」「四季彩感」「彩華抄」など10数回
《招待展出品》
大阪花博「日本の風景写真家36人」、名古屋世界デザイン博「世界大写真展」
ソウル「国際写真展」、イタリア第三回国際写真展「地中海のプロの集い」ほか。
《著書》
「一灯で美人を創るストロボ・テクニック」
「ストロボ撮影の総て」
「四季彩感」
「彩華抄」
等々。
その他写真専門誌などに撮影技術解説などを執筆、作品発表多数。

四 季 彩 感 【  】

 アッパレ集団・ニューフラッシュ。 中村吉之介

デジタル処理の進歩は、写真の世界をも大きく変えつつあり、写真
作品そのもののオリジナリティ重視よりも、写真は処理過程におけ
る単なる素材としての存在、としか受け止められない状況に陥りつ
つあるような感が漂う。
しかし写真作品は本来、ストレートな手法による感覚表現に価値が
あり、電磁的処理によるものは、写真を素材とした創作作品として
の価値観である。
当然、二つは別々の分野の作品として同一視は無理であるが、サテ
そのいずれを選ぶかは個々の問題である。
ところで、ニューフラッシュのスタッフは優れた感性に加え、写真
本来の高度な技術を駆使、完璧な手作り作品を生み出す一方で、
それを基盤にしたデジタル画像処理や作品にも挑戦。より現代的な
広告写真創りを目指しているという、かって我が門から出た集団な
がらアッパレ!というべきか。

 スタジオニューフラッシュ設立から2001年で27年目に入った。数え切れない人々に助けられ、スタジオフラッシュ入社から数えて30有余年になる。
長かったのか短かかったのかそれは兎も角、今回2回目の招待作家ギャラリー登場の私達の恩師中村先生の話を少し。
私の知る限り私が生まれたその年には早、新聞社の報道カメランとして活躍。
以後、スナップ写真を始め、未知のコマーシャルフォトでは率先してオリジナルな技法を創りあげ業界を引っ張り、その後女性写真、ヌード写真、ポートレート、そして風景写真と、総べての写真領域を網羅。
尚且つ、常時第一線の地位を維持しながら総べて自分のものにしてしまうのだからたまらない。
「専門は写真です」と、堂々と言わしめる信条には敬服すると共に、いつまでも見習わなければならないお手本だと思う。
現在、業界の重鎮であると同時に、「中村吉之介写真塾」として幅広く写真の普及にも貢献されている。いつまでもお元気で長く、日本の写真業界のお目付役として頑張って頂きたい。

(永井 照人)

アマチュア育成の実績を誇る
中 村 吉 之 介 写 真 塾
〈所在地〉
大阪・東京・名古屋・福岡・高松・福井

各塾、塾生募集
参加資格に制限はありません。
但し、一応中修程度以上向き。
お問い合せ、お申込みは下記へ。
本部事務局
TEL 06−6541−5634
FAX O6−6541−5944
Eメール:n-kichi@aioros.ocn.ne.jp
中村吉之介フォトアトリエ
 〒550-0011 大阪市西区阿波座1−9−7

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